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​開店の経緯

 2020年小学校で英語が必修化されてから、生徒の英語力が上昇したというデータがありますが、私はそれは一部の生徒に過ぎないと思っています。

 実は生徒達の英語力は二極化が進んでいるということは否めません。これは私が学校で教えていて実際に肌で感じることです。英語に慣れ親しみ好きになってほしいと英語必修を小学校に前倒しした結果が、皮肉にも、さらに早い段階で英語への苦手意識を芽生えさせ、ひいては英語嫌いを生んでしまっていることに愕然としました。

 私はこの悲劇をただの傍観者として見ていてはいけない、私にできることはないか?と、2024年、堂前えいご店を開く決心をしました。

​堂前えいご店ができること

 私が長年学校で教えていて感じることは、「学校だからできること」と「学校ではできないこと」があるということ。

学校という一つの社会の中で同じ年頃の子供たちと集団で過ごし学ぶ大切さ。でも、集団だからできないということもあります。集団の中で個々を見よう、詳細まで教えようと先生たちは奮闘していますが、なかなか細かいことを教えたりひとりひとりに合った内容を教えられていないのではないでしょうか?

 英語力が二極化していく中、なぜ多くの生徒たちは英語を嫌いになってしまうのでしょうか?

 小学校では週に1時間(3,4年生)または2時間(5,6年生)、英語に慣れ親しむことを目的に「聞く」「話す」「やりとり」を主に授業を行います。ここでは「読む」「書く」「文法」は積極的に教えることはしません。

 それが一転、中学校では定期試験や学力テストなどもあり、英単語や文法の問題、英作文など、小学校ではあまり触れてこなかった分野で点数がつくことになってしまいます。中学校の授業は小学校でやってきた前提で進んでいきます。小学校で習ったことをしっかりと身に着けたうえで、中学校でのスタートが切れればよいのですが、小学校時代の消化不良が原因で小中のギャップに苦しんだり、スタートでつまづいたりと英語への苦手意識や興味関心の低下、あきらめなど英語嫌いを生む結果となってしまっているのです。

 それを解決するために、堂前えいご店では、小学校の授業の中では教えきれないことをカバーし、小学校の英語と連動して教えます。英単語の音とスペルを一致させながら暗記したり、英語のルールである英文法をわかりやすく学んだり、自分の言いたいことを話すだけではなく書くこともできるように練習します。少人数クラスで講師の目がひとりひとりに

行き渡る環境で安心して学習することができます。

 「英語が好き」「楽しい」という気持ちを育てながら、「楽しいだけじゃない」「できる」と自信を持って、この先の英語人生を歩んでほしい。さらには英語を勉強の目的にするのではなく、英語は夢を叶えるための一つの道具にして、

​素晴らしい国際人になってほしい、そのお手伝いをさせていただけたらと思っています。

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